ゴルスタ騒動から考えるSEO対策

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かつてブログ黎明期、LAMP全盛期時代(2000年から2007年辺り?)まではせいぜいネットの住人といえば2ちゃん民かブログ民でした。ところがいまはtwitterやYoutube、Facebookなどネット住民の住処は数多くあります。しかしまたネット住民というのは普段から発信しているサービスを国籍のように考えている気がするのです。いつもはtwitterで暮らしている人が旅行がてらFacebookに観光へ行くことはあっても国籍を移す、つまりネットでの発信の本拠地をtwitterからFacebookへ移すということまでする人は多くはありません。もちろん多くの方は2重国籍、3重国籍で活動しているでしょう。さて最近、ゴルスタ騒動がネット界隈を騒がせていましたが、この騒動は上で説いたようなネット住民は国籍を持っているということを象徴的にあらわしている思うのです。

ゴルスタ騒動とは、

ネット世界にゴルスタ国という小国がありました。ゴルスタ国は専制君主的な支配体制ではありましたが、中高生からの支持を得ていました。ゴルスタ民の中にはゴルスタ国の体制批判をする者もいましたが、多くの住人は不満も少なくむしろ喜んでる暮らしていました。趣味の合う方と話したり、相談したり、写真のコンテスト、キャスなど充実した暮らしぶりでした。また体制側もかなりの手間と時間、労力をかけて、国民を監視し治安維持をしてきました。国民は理不尽に思うときもありましたが、ただ反省文を書くだけで今の生活ができるのです。体制とゴルスタ民は手を取り合ってゴルスタ国を築いていました。

ところがある日、体制批判するゴルスタ民の国外追放という、ゴルスタ民には日常的な風景でしたが、これが外国の2ちゃん民やtwitter民の目に止まり、ゴルスタ国は彼らの遊び道具(#ゴルスタチャレンジ)と化してしまいます。2ちゃん民やtwitter民から見れば外国の火事で、この炎上騒ぎを楽しめるのですが、当のゴルスタ民は大慌てです。自分の国が燃えているのです。ゴルスタ国は確かに運営の独裁体制でありましたから、それをゴルスタ民が批判するのは理が通っています。しかし、この騒動が炎上騒ぎになってしまったのは、外国の2ちゃん民やtwitter民が取り上げ始め、ゴルスタ国への内政干渉を始めたからです。普段から住んでいるゴルスタ民がゴルスタ国でデモ活動するのは構いませんが、外国の2ちゃん民やtwitter民が垢BANレースをはじめたらこれは空爆です。体制批判デモを行っていたゴルスタ民がゴルスタ運営と統一戦線を組み、ゴルスタ国の擁護を行っていたのは、自分たちの活動拠点が失われるかもしれないという危機感からだったんですね。しかし圧倒的な物量の前にトランザクションを捌ききれず治安維持できなくなったゴルスタ国はついに崩壊しました。残ったものはゴルスタの焼けた国土と大量のゴルスタ難民です。難民の中には高校を中退までしたゴルスタ国の国民的アイドルも含まれいたようです。

より詳しいゴルスタ炎上の経緯はこちら→炎上中の教育系SNSアプリ「ゴルスタ」がまるで新興宗教

あれー、そういえば私達が住む世界にもそんな地域がありますねー、独裁体制と正義の名の下の軍事介入、そして難民の発生と政治的空白。どこでしたかねー。

もちろんゴルスタ騒動前から、ネット国籍の存在を示唆する事件はありました。バカッターです。冷蔵庫に入ったり、食器洗い機に入ったりして2ちゃん民からtwitter国は「バカ発見器」と評されました。これまた隣国を罵る風景はこれまた既視感があるところです。

同じくネットを使う身でありながら、2ちゃん民とtwitter民の間にはしっかり国境があり、文化が異なるんですね。このバカッター事件から2つの発見があしました、「企業テロ」としてネットに潜む企業の危機管理が求められているということ、そして「炎上マーケティング」というSNSを用いたマーケティングの可能性です。

SEOに活かす

以上のことを踏まえてSEO対策を考える我々は、ネット住民はネット国籍を持っているということを重く考えるべきです。検索エンジンからの流入を第一に考えてしまい、検索クエリの配置や、、、などテキストベースのSEO対策に目が行きがちです。でもそれはGoogle全盛期(2008ー2014?)あたりまでのSEO対策です。これからのSEOは、検索エンジンからの流入以上にネットからの流入を重視するべきです。ネットからの当ブログのような衛星諸国がpv数を稼ぎだすためには、Youtube、twitterなど大国との貿易を視野に入れたネット際的なマーケティングが必要なのです。コンテンツを輸出し他サイトからのトラフィックを図る、それはつまり

2ちゃん民用、なんj民用、とうとう、それぞれで伸びるスレ立て。

twitter民がRTしたくなるテキスト画像、ショートムービーの投下。

アメブロ民が今日のネタに書きたくなるようなコンテンツ。

インスタ民が拡散したくなる画像。

Youtube民が受ける動画の作成。

ニコ動民受けする動画の作成。

つまり、テキストだけでなく、それぞれのネットサービスの特性を理解した画像や動画の作成が必要なんですね。

導かれた結論はありきたりなもので、すでに多くの企業が取り組んでいることです。しかしこの結論を強く念頭に置いたコンテンツ作成が、あなたのサイトを成長させるかもしれません。