リオ五輪開催!ブラジルの通貨レアルの実状をさらっと解説

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すでにリオデジャネイロ五輪が始まっている。
リオ州といえば今年6月には経済危機からの非常事態宣言が出されている。そんな状態でオリンピックも国内ではそれほど盛り上がっていないらしい。治安やインフラの不安の払拭もされないままの開催というのが実情だ。今回はリオデジャネイロもといブラジルの通貨レアルの実状についてさらっと解説しよう。

中国経済と関係の深いレアル

レアル (real) は、ブラジル連邦共和国の現在の通貨のこと。まずはレアルと日本円の相場を見ていこう。
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ブラジルレアル/円(過去1年)

2015年10月にかけて下落、その後徐々に持ち直すも2016年は下落調子で今に至るまで30~32円付近を行ったり来たりしているのがわかる。

値動きの考察

レアルに影響を与えやすいと言われているのは中国経済。理由はブラジルにとって中国が最大の貿易相手国だから。その関係性は中国の上場企業株価を表す指標として有名な上海総合指数の過の動きと比べてみると一目瞭然。

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上海総合指数(過去1年)

上海総合指数の暴落にともなってレアルの下落しているのがわかる。2015年10月にかけての下落はこれが原因だと考えてよいだろう。では下げが一巡し上昇に転じたレアルが2016年1~2月にかけて下落した原因はなんでだろうか?これはジルマ・ルセフ大統領の弾劾を主とした政治的不安だ。当初はブラジル発の女性大統領として期待されていたが賄賂問題などが明るみになり国民の不満が高まり議員による投票で弾劾させられてしまったのだ。

レアルのこれから、取引するには?

ブラジルは資源国なので中長期的には成長が見込まれるだろう。ジルマ・ルセフ陣営が退いた後はEU離脱の影響などがあったが堅調に推移しているように見られる。しかし途中解説したように中国経済などの影響を受けやすいことや政治面での不安定さは懸念材料として考えておく必要がある。あとオリンピックの経済効果は国の状態を考えるとほとんど期待できないと考える方がよいだろう。

そんなレアルを為替取引する場合はIG証券を利用することをお勧めする。とは言っても今現在ここが日本で唯一のブラジルレアル取扱業者となっている。

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