【快挙】電通に抜き打ち調査、労働局立ち入るも事前にマスコミに漏れていた【電通ブラック】

画像引用 http://www.dentsu.com

日本一の広告代理店、電通。広告業界随一の実力を背景に、圧倒的な支配力を誇る。高橋まつり(24)さんの自殺が労災認定されたときでも、高橋さんの過労死についても電通のブラック労働ぶりもテレビでは一切報道されることはなかった。しかし10月14日、誰もが裁くことができなかった電通に、ついに鉄槌がくだった。

電通に抜き打ち調査

10月12日午後、東京都労働局(過重労働撲滅特別対策班)と三田労働基準監督署が電通本社に立ち入り、抜き打ち調査を実施した。今回の立ち入り調査は、労働基準法に基づく「特別監督指導」として行われた。調査の結果次第では、もし悪質な法令違反が認められれば刑事事件として立件できる。高橋まつりさんの労災認定が、雇用者の刑事責任が問う呼び水となった格好だ。違法な長時間労働が、いち新入社員にとどまらず会社全体に常態化していた疑いがあるとみて、労務管理の実態を詳しく調べられることになる。

今回の調査に同行した過重労働撲滅特別対策班(通称かとく)は「ブラック企業」を専門に労務管理を調査するエキスパート。これまで、全国展開するチェーン運営会社を刑事事件として書類送検した実績を持つ。

今回、労働局が電通本社への調査に踏み切った背景を毎日新聞が報じている。

電通では1991年、入社2年目の男性社員が過労で自殺したことが問題化した。労働局などはこの時の反省が社内で十分生かされていない点を重視し、臨検に踏み切ることを決めた。労基法上、労働基準監督官は臨検して企業側に帳簿と書類の提出を求め、使用者や労働者を尋問できると規定している。

高橋さんは昨年4月に入社し、同12月25日に自殺。三田労基署は先月、「仕事量の著しい増加で、残業時間が(前月の2.5倍以上に)増大してうつ病を発症し、自殺に至った」と認定した。高橋さんの時間外労働については、過労死ラインとされる月80時間を超える105時間とした。しかし、高橋さんの遺族の代理人弁護士が本社ビルの入退館記録を基に算出すると、最長で月130時間に上ったという。

新入社員自殺:電通に強制調査 是正勧告へ 東京労働局 – 毎日新聞

ネット上ではお祭り騒ぎ

政治家や芸能人の不祥事、スキャンダルについてはテレビで散々叩かれるのに、「電通」の話題だけは全く報道されない。ネット上での電通に対する不平不満を吹き飛ばすようなニュースなだけに、今回の立ち入り調査を喜ぶ声が多い。

本当に抜き打ち?ガス抜きでは?

労働局の電通への立ち入りは抜き打ち調査と評されて実施されたが、NHKではリアルタイムでその様子が放送された。

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画像引用 : NHK

ライブ中継ということは、今回の立ち入り調査が事前にメディアに通知されていたか、またはリークしていたか。どちらにしても、NHKが事前に情報を掴んでいたことを鑑みると、電通も立ち入り前に察知していた可能性は高い。

今回の立ち入り調査は、パフォーマンスに過ぎず、不祥事の続いた電通に対する溜飲をさげる目的があったのではないかという憶測が飛び交っている。もしもそうだとすれば、所詮は彼らの手のひらで踊っているだけに過ぎないのかもしれない。

立ち入り調査のスケジュールが漏れていたのなら、電通は猶予期間の間に不都合な資料、証拠は始末することができる。致命傷にはいたらないだろう。

ブラックは電通だけじゃない

確かに電通の労務状況はブラックといえるだろう。異常なほどの長時間労働。だが、このブラック労働の問題はなにも電通だけの問題ではない。いまの日本社会全体に巣食う病魔だ。

Lib羊さんは高橋まつりさんの友人

母子家庭で地方出身ながら東大を卒業し電通に就職するほど強いの女性が何故入社9ヶ月目で自ら命を絶たなければならなかったのか?彼女の自死が、ブラック企業や日本社会に波紋を広げている。

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