【喫煙】加熱式たばこはOKステッカー、飲食店に配布、分煙に影響は?

たばこを取り巻く環境はここ近年で大きく変化しました。

最近は加熱式たばこや電子たばこなど、従来の紙巻たばこと異なる商品が普及するようになり、ルール作りやマナーに関する問題が取り上げられることが多いです。

そんな中、JTら大手たばこメーカーが「加熱式たばこはOKステッカー」を飲食店などに配布することを決定しました。

ただし、分煙に厳しい社会ですからこの決定に不安な声もあるようです。

このステッカーは具体的にどのようなものなのでしょうか。

加熱式たばこはOKステッカー

このステッカーについては次のように述べられています。

加熱式たばこの普及に向けて、日本たばこ産業(JT)など国内で製品を展開する大手3社が連携する。従来の紙巻きたばこは禁止とするが、加熱式の使用は許可することを示すステッカーを共同で製作した。月内にも自治体や外食店などに配る。加熱式のみ認める店や施設は増えており、使用の可否を判断しやすい環境づくりを支援する。

全文を読む<日本経済新聞>

IQOS(アイコス)などの加熱式たばこは、従来のたばこと異なり煙がほとんど出ません。

また臭いもほとんどないことから、飲食店でも加熱式たばこなら使用可能となるケースが増えていたようです。

今まで禁煙・分煙ステッカーはありましたが、喫煙者に対する新しい目印となるのが今回のステッカーになります。

ただしこのステッカーを使うかどうかはお店の判断によりますので、このステッカーが普及したからといって、加熱式たばこがどこでも許可されるというものではありません。

お店と喫煙者のルール作りの一貫というわけですね。

加熱式たばこは安全?

JTがこのステッカーを普及させる目的はもちろん、たばこの売上につながるからです。

しかし、非喫煙者としては「加熱式だからいいか」と簡単に割り切れるわけではありません。

加熱式たばこは本当に安全なのでしょうか、また受動喫煙の心配はないのでしょうか。

つい先月、加熱式たばこの安全性について紙巻たばこよりも危険を示唆するような研究発表がありました。

現在、紙巻タバコに代わって、電子タバコの市場が劇的に拡大している。我が国における人気のほども、街中の販売店に立ち並ぶ購入希望者を見れば一目瞭然だろう。特に、米「フィリップモリス」社の加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」の普及には驚かされるばかりだ。しかし、ここにきて、安全性を謳う「IQOS」に暗雲が立ち込めている。国際ニュース通信社「Reuters」(5月26日付)によると、スイス・ベルン大学の研究者らが「IQOS」の安全性を独自に調査した結果、直接的に“がんの原因”となる化学物質が「紙巻タバコよりも多い」ことが分かったというのだ。

全文を読む<tocana>

まとめると・・・

  • 発がん性物質が紙巻たばこよりも多い
  • その他人体に影響のある有害物質が紙巻たばこよりも多い
  • 煙が少ないだけで受動喫煙は認められる

ということが挙げられていました。

従来のたばこと比較すると受動喫煙に関しては影響が少ない程度のものだと思われます。

今回のステッカー導入については新しいルール作りという点では評価できますが、非喫煙者からはなかなか理解が得られないかもしれません。